リングを作製したり、色々なパーツを作る元になるプラチナの角棒作りです。

ジュエリーに用いるプラチナは、通常他の金属(パラジウム)を少し混ぜ溶解して、合金にして使います。

そのままでは、軟らかすぎてキズがつきやすく、衝撃にも弱く、変形したりするおそれがあるので、そのために他の金属を混ぜて貴金属の純度を下げ、硬くして耐久性を高めます。

 

バーナーでドロドロに溶かしていきます。PT900の融点は1755度になる為あっつあつですね。

あっつあつの真っ赤な状態からハンマーで叩いて形を成形していき角棒にしていきます。

この叩いて地金を鍛えていく、ローラーで圧をかけて延ばして硬くしていく事を鍛造といいますね。

 

必要な大きさにして角棒作りは完了です。ここから使う用途に合わせてリングを作ったり、切り分けてパーツにしたりなど色々な物なっていきます。

 

 

ジュエリーの修理、リフォーム、サイズ直し等お悩みのことが有りましたら、名古屋市西区の本店に工房を持つ、宝石のマリンにご相談ください。

 

宝石のマリン

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